こんな製品・用途でバット溶接機が使用できる
パイプ突き合わせ
アプセットバット溶接を用いてパイプ突き合わせの溶接が可能です。
パイプ突き合わせ溶接はパイプの端面同士を押し当てて溶接をするため、パイプ同士をずれなく突き合わせる必要があります。
パイプ突き合わせ溶接はアーク溶接(Co2)溶接で突き合わせ面の円周を溶接で接合することが一般的ですが、溶け落ちなどの不具合が発生するリスクがあるため、溶接技術が必要な加工となります。
バット溶接以外に選択される溶接工法
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アーク溶接(CO2)
バット溶接を用いた場合の効果
品質向上
パイプ同士をクランプするため、パイプにズレが発生せず、溶接精度が安定します。
不具合率の低下
アーク溶接(Co2)で発生する溶け落ちを防止するため、不具合品の発生率が低下します。
生産性の向上
アプセットバット溶接であれば溶接技術が不要で対応する作業者を選ばないため、作業待ちが発生せず生産性が向上します。
想定される溶接機型式
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TW-3A
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ワーク形状
丸棒・ワイヤー
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最大容量
2KVA
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溶接能力
Φ0.8~Φ2.5(Φ3.0)
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電極幅
12mm
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外形寸法
200WX255HX345D
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TW-5A
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ワーク形状
丸棒・ワイヤー
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最大容量
8KVA
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溶接能力
Φ3.0~Φ5.0 (Φ6.0)
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電極幅
20mm
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外形寸法
260W×340H×380D
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TW-50A
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ワーク形状
丸棒・ワイヤー
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最大容量
35KVA
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溶接能力
Φ3~Φ6 または Φ6~Φ11
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電極幅
40mm
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外形寸法
600W x 1246H x 705D
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FA-100DG
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ワーク形状
平鋼・角材・線材
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最大容量
65KVA
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溶接能力
180㎟
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電極幅
100mm
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外形寸法
1200W×1425H×1250D
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バット溶接機でお悩み解決!
アプセットバット溶接を用いてパイプ突き合わせ溶接を行う場合は、パイプ同士をクランプして固定するため、パイプ同士のズレがなく精度が安定し、溶接技術も不要で作業者を選ばずに対応することが可能です。
品質の安定、生産性の向上に繋がるアプセットバット溶接を用いて、パイプの突き合わせの接合をご検討ください。