こんな製品・用途でバット溶接機が使用できる

メタルパッキン(ガスケット)

メタルパッキン(ガスケット)

フラッシュバット溶接を用いることで、メタルパッキン(ガスケット)の接合が可能です。

メタルパッキンは、TIG溶接で接合されることが多いのですが、作業者のスキルによりボイドの発生が懸念される点、接合時間が長くかかる点など、課題があります。
フラッシュバット溶接による接合では上記の課題を解決でき、溶接作業者のスキルに依存することなく、高品質な接合が可能になります。

また、メタルパッキンはレーザー加工にて切断し、製造する場合があります。小口径の場合には、生産性、製造コストの面でレーザー加工が優位になることが多いです。しかし、φ300以上の大口径の場合には、バット溶接機による接合により、生産性の向上、材料歩留まり向上による製造コストの低減が可能です。

バット溶接以外に選択される溶接工法

  • TIG溶接

  • レーザ加工

バット溶接を用いた場合の効果

ボイドの発生がない

バット溶接は、電気抵抗による発熱によりワークを接合するため、ボイドが発生しません。メタルパッキンの機能特性上、ボイドの発生は液漏れにつながるため対策が必要になりますが、バット溶接であれば発生自体がないため、最適な溶接工法といえます。

溶接作業時間の短縮

ワークセット後、瞬時に溶接が完了するため、TIG溶接と比較して短時間での溶接が可能です。

作業者スキルへの依存回避

TIG溶接の場合、溶接作業者のスキルに依存し、溶接品質が安定しないといった課題があります。バット溶接の場合、ワークセット後は自動で接合が完了しますので、誰でも同様品質の接合が可能となります。

バット溶接機で課題を解決します!

メタルパッキンについて、溶接工法を検討中の皆様、溶接に課題をお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。最適なバット溶接機を提案させて頂きます。

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