こんな製品・用途でバット溶接機が使用できる

空調機器用配管

空調機器用配管

エアコン等の空調機器の冷媒配管において、銅パイプとアルミパイプを接合する用途でバット溶接の活用が期待できます。従来、空調機器の配管にはすべて銅管が使用され、接合には「ろう付け」が一般的に用いられてきました。しかし、近年の原材料価格の高騰や製品の軽量化ニーズの高まりにより、端末の接続部のみを銅とし、中間部分をアルミに置き換える「銅→アルミ→銅」のハイブリッド構成が注目されています。

バット溶接機を用いることで、従来手法では困難だった異種金属パイプの高速・高品位な接合が可能となり、生産コストの削減と製品性能の向上を同時に実現します。

バット溶接以外に選択される溶接工法

  • ロウ付け

バット溶接を用いた場合の効果

コストダウン・製品の軽量化

高価な銅の使用箇所を、接続部などの必要最小限に留め、それ以外の箇所を安価で軽量なアルミニウムに置き換えることで、大幅な材料コストの削減が可能です。また、配管全体の軽量化により、製品重量の軽減にも寄与します。

溶接作業時間の短縮

従来のろう付け作業では、予熱やろう材の流し込み、冷却、その後のフラックス除去などに時間を要していました。バット溶接であれば、ワークをセットして通電するだけで、わずか数秒で接合が完了します。φ8(t1.0)程度の小径管であれば瞬時に接合できるため、生産タクトの大幅な短縮を実現できます。

溶接品質の安定化

ろう付けは作業者の熟練度によって品質にバラつきが生じやすく、漏れの原因となる不備が発生するリスクがありました。バット溶接機は機械制御によって一定の加圧力と電流値で接合を行うため、作業者のスキルに依存せず、常に安定した溶接品質を確保できます。

空調機器用配管の接合は当社にお任せ

空調機器用配管において、コストダウンや品質安定化でお困りの皆様、ぜひお気軽に当社へご相談ください。貴社のワークサイズに合わせた最適な溶接条件の提案や、サンプル作製を承ります。