こんな製品・用途でバット溶接機が使用できる
バスバー(ブスバー)
フラッシュバット溶接を用いることで、バスバー(ブスバー)の突合せ溶接が可能です。
バスバーとは、配電盤や制御盤、電池などに使用され、電力の分配を行うためのための導電帯です。バスバーに使用される材質として、最も一般的なのはタフピッチ銅(C1100)や無酸素銅(C1020)であり、その他真鍮(C3604)やアルミ(A6101等)が使用される場合もあります。
バスバーは、プレス加工により一体成型される場合も多いですが、仕様・形状・用途によってはバスバーの材料同士を突き合わせて溶接する場合もあり、その際にバット溶接機を用いることで、溶接時間の短縮を実現できます。
バット溶接以外に選択される溶接工法
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ファイバーレーザ溶接
バット溶接を用いた場合の効果
溶接作業時間の短縮
ファイバーレーザ溶接を用いる場合、位置決めに時間が必要となり、溶接作業に時間がかかります。バット溶接機を用いることで、ワークセットの時間を短縮でき、接合も瞬時に行えるため、溶接作業時間を短縮することが可能になります。
溶接治具が不要でコスト削減
ファイバーレーザ溶接においては、溶接治具が必要です。専用治具が必要な場合も多く、バスバーの種類ごとに治具が必要になる場合もあり、高コスト化が懸念されます。バット溶接機の場合は溶接治具が不要であり、また兼用も可能(サイズによります)で多品種生産におけるコストダウンが可能になります。
想定される溶接機型式
バット溶接機で課題を解決します!
バスバー(ブスバー)の溶接について、溶接工法を検討中の皆様、お気軽に当社にご相談ください。異材接合など、多様なご要望にも対応させて頂きます。
↓動画で紹介!バスバーをバット溶接機で接合↓