こんな製品・用途でバット溶接機が使用できる
金型用パンチ
フラッシュバット溶接を用いて、金型用パンチを製造することが可能です。金型用パンチはツバとシャンクに分かれていますが、多くの場合、旋盤にて加工されて完成形状を作り出します。
しかし、旋盤加工により、一本の鋼材から該当形状に削り出すため、材料歩留まりが低下しやすいという課題があります。
特に、高い硬度が得られる金型用超硬素材を材料にすると、材料価格が高額になるため、歩留まり低下のインパクトが大きくなります。
フラッシュバット溶接は、材料歩留まりの向上を実現できる、溶接工法になります。ツバとシャンクをバット溶接により接合することで高額な材料コストを低減することが可能です。
バット溶接以外に選択される溶接工法
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旋盤加工
バット溶接を用いた場合の効果
材料歩留まり向上
金型用パンチの製造にバット溶接を用いることで得られる、一番のメリットは、材料歩留まりの向上です。硬度が求められる金型用パンチの材料は高額になりやすく、材料歩留まりの低下は大きな課題です。
ツバ、シャンクをそれぞれ加工した後、バット溶接にて接合することで、材料歩留まりの大幅向上を実現できます。
接合しても母材と同等な強度
金型用パンチには強度が求められますので、溶接工法は向かないというのが一般論ですが、バット溶接は母材と同等強度で接合ができるため、高強度で材料歩留まりの向上を実現できます。
想定される溶接機型式
バット溶接機で課題を解決します!
金型用パンチについて、製造工法見直しによる材料歩留まり向上を実現したいとお考えの皆様、お気軽に当社にご相談ください。最適なバット溶接機を提案させて頂きます。