こんな製品・用途でバット溶接機が使用できる

連続熱処理ライン

連続熱処理ライン

連続熱処理ラインとは、熱処理に必要な洗浄・加熱・冷却・調質圧延・精整などの各工程を連続して行うラインのことです。熱処理によって素材(鋼板)の結晶構造を変化させ、形状や硬さ・強さなどの性質を変化させます。

フラシュバット溶接を用いて、コイル材(フープ材)を熱処理ラインに投入する材料同士の接合が可能です。

コイル材の連続熱処理ラインは、材料投入が止まってしまうと、炉内のすべての材料を廃棄する必要があるため、安定的に材料を供給し続けることが非常に重要になります。

バット溶接以外に選択される溶接工法

  • アーク溶接(TIG)

バット溶接を用いた場合の効果

・タクト短縮

安定的に材料を供給することで、ライン停止を防ぎ生産タクトの短縮が可能。

・品質向上

短時間で溶接を行うため、熱によるコイル材の歪みを抑えて
コイル材の品質向上が可能。

・強度向上

薄板・帯鋼といった薄い材質であっても、高強度に溶接が可能。
コイル材の破断を抑えて、連続処理を安定して実施。

・コストダウン

安定して材料を供給するため、ライン停止にともなう材料の廃棄がなくなり、
材料ロス、無駄な工数の発生を防ぎ、生産コストを低減。

想定される溶接機型式

連続熱処理ラインの材料接続なら当社にお任せください!

材料切れを起こさず安定した供給を行うための材料同士の接合でフラッシュバットを活用頂きました。

熱処理ラインに投入されるコイル材料は薄板・帯鋼といったアーク溶接等の通常の溶接では対応しづらい形状の金属も多いのですが、フラッシュバット溶接機を用いることで、短時間で、高精度・効率的に接合を行い、安定した材料供給が可能となります。

フラッシュバット溶接機を使用して材料同士を接合することで、安定した材料の供給が可能となり、効率的に熱処理ラインを稼働させることが可能です。

効率的に熱処理ラインを稼働させたい、熱処理ラインの材料投入で困っている等のお客様は、ぜひ当社にお声がけください!

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